高度慢性期医療を目指して
人工呼吸器(入院)
当院の入院型人工呼吸について
呼吸器の疾患というと、症状が極めて重い患者様をイメージされるかと思いますが、当院では重症度を問わず、合併症を併発されている患者様、または長期入院を伴う患者様、どなたでも公平な医療を受けることができるような体制づくりをしております。 地域と密着した医療を信念として、困っておられる患者様またはご家族様にとって頼れる医療を目指し、日々奮闘しています。
人工呼吸器(機械)の説明
人工呼吸器とは、患者さんの呼吸を助ける装置です。
患者さんの気管に直接管を入れて呼吸を助ける機械と、患者さんの気管には管を入れず、顔面にマスクを装着し、マスクを通して患者さんの肺に空気を送り込むタイプの人工呼吸器があります。当院では上記のどちらの呼吸器も取り扱っております。
◆人工呼吸器 台数 20台~30台
透析
透析について
現在透析患者様の数が30万人を超える勢いで増加しております。当院も地域医療の必要性から平成24年5月より透析医療が出来る体制を整えて15床ではありますが透析を施行しております。当初は重症患者様の必要性に応じて始めた透析ではありますが、現在では人数こそ少ないものの外来透析も手掛けております。 まだまだ透析を始めたばかりですが専属のスタッフを兼ね備え、従来の透析クリニックにも負けない程、充実しております。
透析機の説明
現在個人用透析機4台、多人数用透析機11台にて診療しております。透析機を用い、腎不全患者さんの腎臓の代わりをすることができます。1回4時間、1週間に3回の治療が標準です。
◆透析機械
個人用JMS社製 4台
個人用水処理装置 4台
多人数用日機装社製 11台
多人数用水処理装置 1台
緊急医療,回復期医療
緊急医療の受診に際して
当院の連携医療機関よりご紹介される患者さん、その他救急情報センターより紹介される患者さんを主な対象に24時間体制で対応しております。
回復期医療について
各種傷病は、症状の経過によって、急性期、回復期、慢性期などの段階に分かれています。回復期医療とは、急性期以降の症状が比較的落ち着いた時期に行われる医療です。当院では医師とその他、多職種が連携して早期の回復・社会復帰を目指し、治療を行っております。
当院のリハビリテーションについて(取り組みなども含め)
リハビリテーションは、痛みを伴う辛く単調な訓練という印象があるかもしれませんが、 当院では、明るく開放的な理学療法室と充実した訓練設備で、患者様のリハビリテーションをサポートしております。また、専門知識豊富な理学療法士・言語聴覚士が、患者様おひとりおひとりの症状や回復度に合ったリハビリテーション計画をご提案します。
地域医療機関との連携
地域医療機関との連携について
当院は、地域の医療機関(病院・診療所)や福祉施設との連携を通じて、患者様の治療の継続を確保します。医師、看護師、医療相談員などのスタッフが、地域の皆様により良い医療を提供できるよう、有機的な連携作りに努めてまいります。 当院は在宅支援の病院として、様々な医療介護施設と連携しております。 訪問看護、介護とも連携し、24時間在宅部門もサポートしております。
地域連携室
病気に伴って起こってくる生活上の様々な問題について相談をお受けし、問題解決のお手伝いをします。たとえば、医療費や生活費の心配、退院後の生活への不安、介護が必要になった時の不安、社会福祉制度や施設を聞きたいなど、一緒に考え支援してまいります。